6月号に続き掲載された号。このキットは神戸の友人に貰ったものだった。欲しかったものを手にして喜んでいたが、良くも悪くも凄い内容のキットで作る事が出来ずに眠っていた。編集部へ前号を搬入した時、次回は一次戦の特集だと知り、このキットの話をしたら、作ることになってしまった。この頃は隔月刊だから時間は2ヶ月ほどあったが、パーツがどっさり&資料無しという組むにはしんどいキットだから、受けてしまったのはいいが果たして2台も完成するのか不安だった。結局フレームを全て作り直してなんとか完成に至った。 ZIPPって誰や?と謎のまま、次の掲載まで本名ではなくペンネームを使ってきた。ちなみにジップは知人の家にいたワンちゃんの名前をいただいたもの。本家はJIP。なんでこうしたのかというと以前のフィギュアを作っていた自分とは違うんだと区別していたんだね。今だから言うけど、このアーマーモデリングが創刊される前にヒストリカルのページをやらないかとお誘いをもらった事があった。当時、ボクはヒストリカルには興味が無くなっていたから、お断りした。既に次の目標に向かっていたボクにはこれをやる事は退化するように思えたんだな。かなりのひねくれ者だよな。
それから数年経って再び、スケール模型を作り始めたのは、自分の楽しみで作る模型から離れていた反動から。この頃、仕事で宝石店のウインドウディスプレイなんかやっていた。仕事ではキットなんか無いオリジナル造形が当たり前の世界だから、遊びではキットを利用した手軽なものぢゃなきゃストレスがたまっちゃうもんね。こうやって自然にバランスをとっていくのがボクの特徴かな。今も仕事では手先を動かすモノ作りとモニターの前に座って考えるモノ作りの両方でバランスとるようにしている。飽きっぽいだけかな??
バイクばかりやろうと思い始めたのもこの頃かな。でも後年メーカーになっちまうなんて、全く思いもしなかったなあ…… |